
「高校を卒業したら、アメリカの大学に行きたいな」
「どんな準備が必要なんだろう?アメリカで大学卒業するにはいくら必要?」
本記事では、上記のような疑問を解決すべく、以下の項目について紹介していきます。
1. アメリカの大学への留学準備は1年以上前から
アメリカの大学へ進学するための準備は、出願する大学や自分の英語力にもよりますが、1年以上前くらいから始めることが一般的です。
大学に関する情報収集から始めて、TOEFLやSATの受験や願書作成を進めていきます。
入学進学までに日本で行うことを簡単にまとめると、以下のことがあります。
- 出願大学選び
- TOEFL・SAT等、英語試験の受験
- 出願のための書類作成
- VISA(外部リンク:米国大使館・領事館ビザページ)の取得
- 航空券・住居などの手配
ただし、アメリカの大学の入試では、高校1年生から3年生の1学期までの成績全てが合否判定に用いられます。
また、各大学で設定されるTOEFLのスコアも願書の提出時にはクリアしておく必要があります。
ただし、アメリカの大学の入試では、高校1年生から3年生の1学期までの成績全てが合否判定に用いられます。
また、各大学で設定されるTOEFLのスコアも願書の提出時にはクリアしておく必要があります。
2. アメリカの大学進学に必要な費用は1年で500〜800万円
アメリカの大学進学に必要な費用は、大きく学費と生活費に分けられます。
はじめに、学費について見てみましょう。
学費は、進学先の大学によって以下のように大きく異なります。
私立4年制大学 | 300〜500万円 | 1,200〜2,000万円 |
州立4年制大学 | 300〜400万円 | 1,200〜1,600万円 |
コミュニティカレッジ | 100万円前後 | 200万円前後 |
生活費についても、住む地域や場所(寮・ホームステイ・賃貸など)、によって大きく変わりますが、150〜250万円程度に収まることが多いようです。
学費と生活費を合計すると、4年間で2,000〜3,000万円近くかかることになります。
日本の大学と比べれば高額ですが、アメリカの大学では同時に奨学金制度も豊富に用意されています。
学費に不安がある場合は、利用できる奨学金制度などがないか調べてみましょう。
3. アメリカの大学進学に必要な英語力は?
アメリカの大学へ入学するには、各大学によって定められたTOEFLのスコアをクリアすることが入学条件の一つになります。
必要なスコアは大学によってそれぞれですが、4年制大学だとTOEFL iBT79点以上、トップ大学だとTOEFL iBT100点以上、2年制のコミュニティカレッジだとTOEFL iBT 61点前後が1つの目安になります。
- コミュニティカレッジ:TOEFL iBT 61点前後
- 4年制大学:TOEFL iBT 79点以上
- スタンフォード大学、ジョンズホプキンズ大などのトップ大学:TOEFL iBT100点以上
もちろんこれは目安で、総合型選抜(AO)入試の1つの選抜材料に過ぎません。
志望校選びの際は、TOEFLスコアとあわせて他の試験のスコアや課外活動、成績(GPA)がどのくらい必要かなどを必ず確認しましょう。
4. 出願に必要な6つの資料
アメリカの大学へ出願するためには、どこの大学で申し込む場合にも以下の6つの書類が必要となります。
- 願書
- TOEFL・SAT等、英語試験のスコア
- 推薦状
- 高校の成績証明書
- エッセイ
- 残高証明書
「準備に必要な期間は1年間」と言いましたが、上記の書類準備に関しては、1年間もかけて作成する必要はありません。
特に、推薦状やエッセイなどは、願書の送付時期に取り掛かることで、高校生活の総括しながら執筆することができます。