【英検2級】試験概要とレベルを分かりやすく解説&英検準2級との比較

英検2級は高校卒業程度のレベルに設定されています。もし合格できれば、高校卒業レベルの英語力を有している証明として評価されます。

「高校3年10月までに2級をとって受験勉強への自信にしたい。」
「外国語学部専門の大学に進学したいので、高校卒業までに2級は必ず取りたい。」
「推薦入試や就活の履歴書に英検2級を利用したい。」

など、様々な理由で英検を受験される方が多いと思います。

そんな方々に向けてこの記事では【英検2級】試験概要とレベルを詳しく解説していきます。また英検準2級と比較をしながら違いを明確にしていきます

この記事を読むだけで、英検2級の試験傾向や準2級とのレベルの違いがはっきりと分かり、これからどういった項目を中心に対策をしていったらよいかを理解し、効率よく学習できる手助けになることでしょう。

1. 英検2級試験概要と準2級との違い

英検2級試験概要
測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句空所補充 文脈に合う適切な語句を補う 20 短文/
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
長文の語句空所補充 パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 6 説明文
長文の内容一致選択 パッセージの内容に関する質問に答える 12 Eメール/
説明文
ライティング 英作文 指定されたトピックについての英作文を書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング
会話の内容一致選択 会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
15 会話文 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容一致選択 短いパッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
15 物語文/
説明文

引用: https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/detail.html

英語での面接(約7分)

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 解答形式
スピーキング 音読 60語程度のパッセージを読む 1 個人面接
面接委員1人
(応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価)
パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える 1
イラストについての質問 3コマのイラストの展開を説明する。 1
受験者自身の意見など ある事象・意見について自分の意見などを述べる。
(カードのトピックに関連した内容)
1
受験者自身の意見など 日常生活の一般的な事柄に関する自分の意見などを述べる。
(カードのトピックに直接関連しない内容も含む)
1

引用: https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/detail.html

2級試験構成面での準2級との違い

①会話文の空所補充問題が無くなり、長文の問題が増えた
準2級の会話文の空所補充は、話し言葉で書かれ、決まり文句などもあり読みやすいことが多かったです。2級になり長文の穴埋めが増えたので、専門的なトピック(科学、環境問題)など論理的でフォーマルに書かれた文章を読むので時間がかかる人も多いです。また文量も多いです。

②リスニング会話の応答文が消え、2部構成になった
準2級では、比較的点が取りやすかった、会話の応答文問題が無くなり、
会話の内容一致15問と物語文・説明文の一致問題15問に変わり、集中力が必要なリスニング問題が増えました。

③スピーキングイラストについての説明

イラストの部分に注目してください。
このようにイラストに少し言葉がついています。この言葉を使いながら、自分でストーリーを考え、イラストの流れに合うように英語で説明していく問題です。
ストーリーの際に、時間を表す表現をまず使いこなせること。
One day(ある日)、ten minutes later(10分後) a few weeks later(数週間後)
を使って、ストーリーを組み立てられる力が要求されます。

2級レベル面での違い(準2級と比較)

①語彙の数が約5100語にアップ
2級が高校卒業レベルに位置付けられているだけあり、準2級の3600語→5100語に
1500語分の差があります。また英語特有のコロケーションなども覚えることが要求されます。
例)強い風「strong wind」強い雨「heavy rain」であり→strong rain ×ではないです。
予約する「 make an appointment」であり→ do an appointment×ではないです。
など英語独特の組み合わせがあります。直訳した時に、すぐに頭に思い浮かぶ単語で答えを選んでしまうと×になるので、こういった部分も覚えていきましょう。
また、「予約する」の同意語でreserveという単語もあります。このように同じ意味の単語を別の単語で言い換えられると、リスニングや長文で有利になります。

②テーマが専門的になった
2級のテーマは医療、テクノロジー、環境問題、科学、教育、歴史、生物などと幅広い専門分野のトピックが出題されます。準2級ではなんとなく予想や推測で読み進められた問題も2級は専門性が高いトピックです。そのため専門用語やその分野の背景知識などを全く知らない状態で長文を読むと時間がかかり、理解もしにくいことが予想されます。
慣れる、テーマ別で単語を整理してみる。時事問題に日頃から興味を持つなどの工夫が必要です。

③リスニングの一文が長い

リスニングの一文一文がとても長い時があります。
理由は、接続詞、関係代名詞、関係副詞などで、文章を後ろから修飾する文が多く読まれる傾向にあるからです。またリスニングシーンもビジネスシーンが多く2級からは出ます。その二点が準2級とのレベル面での大きな違いです。
例)‟No,21 After she started working, she noticed that there are more male programmers than female one.″

例)‟No, 24 Sophia has an extra room in the basement of her house where she keeps old books and magazines.″
などマーカーを引いた単語(文と文をつなげる役目をする)ものが一文を長くしています。
聞き手からすると、一回しか聞けないうえに、どんどん情報が追加されるので、頭の整理が追いつかなくなりがちです。
ビジネスシーンにもなれ、例で出したたぐいの文章を音読するなどしましょう。

英検2級を持っているメリット

①履歴書に書ける

就職や推薦入試を狙っている学生さんも多いと思います。
その時に英語力の証明としてかなり有効な手段です。部活をやっている生徒は部活+αの頑張りとして認められます。面接官としても、自分の好きなことや学校行事以外でも、この生徒は努力できる人だと高い評価をくれます。
準2級でも有効ですが、2級の方がどこでも自信をもって伝えられる資格です。

②コミュニケーションがかなりスムーズに取れます

これは留学を考えている学生へは特にメリットの高いものになります。2級をとっているだけで、日頃の単語力、文法、リスニング能力はかなり上達しています。また英検の二次試験やライティングテストで自分の意見を述べる練習をしてきました。
留学中は、

what do you think~?(君は~をどう思っているの?)
Tell me in detail. (詳しく教えて)
It’s up to you.(君次第だよ。)

など自分の意見を聞かれること、選択を委ねられることは多いです。
英検などで意見を書く、伝える練習をしている人は、例えば

I think it is a good thing because~~~~~省略~~~~.

と理由付けして自分の意見を伝えられます。
やっていない人だと、

I think it is a good thing.

で止まってしまい詳しい気持ちや自分の内側の感情をうまく伝えられずにもどかしい想いをしてしまいがちです

せっかくの留学なので、自分の気持ちを共有でき、楽しい時間を文化や価値観の違う方と過ごしたいですよね
もし留学するのであればまずは英検2級を一つの目標としてみてはいかがでしょうか。

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