【TOEFL Junior(トフルジュニア)の受験マニュアル】TOEFL Juniorってどんな試験なの?試験概要から申し込み方法まで徹底解説

TOEFL Junior(トフルジュニア)とは、英語を母国語としない生徒のための、英語力を測るテストです。
基本的には「中高生向けTOEFL」と考えて問題ありません。
本記事では、最新情報に基づいたTOEFL Juniorの試験概要や申し込み方法などについて,
詳しく紹介していきます。
1. TOEFL Juniorとは?試験の概要を解説
TOEFL Juniorとは、TOEFLテストよりも難易度が下げられ、試験時間も短縮された英語力を測るテストです。
アメリカをはじめとした英語圏の中学、高校への留学の際に提出が求められることがある他、日本の中学・高校・大学入試においてもTOEFL Juniorが利用されることがあります。
日本の入試においては、例えばTOEFL Juniorのスコアが英語の試験に点数換算され受験が免除されたり、自己PRの参考として利用されたりします。
また、TOEFL Juniorは1回勝負の試験ではなく、1〜1ヶ月半に1回程度開催されています。
2020年以降のTOEFL Junior試験日程については、試験日程一覧ページを参照してください。
1.1 TOEFL JuniorにはTOEFL Junior StandardとTOEFL Junior Speaking がある
TOEFL Juniorは、ReadingとListeningから構成される”TOEFL Junior Standard”と、Speakingに特化した”TOEFL Junior Speaking”の2タイプがあります。
各試験の内容、時間、配点は、以下のようになっています。
試験 | 科目 | 問題数 | 試験時間 | スコア |
---|---|---|---|---|
TOEFL Junior Standard | Listening | 42 | 40分 | 800点 |
Vocabulary | 42 | 25分 | ||
Reading | 42 | 50分 | ||
TOEFL Junior Speaking |
・Read Aloud, ・Picture arration, ・Listen-Speak(School activity/Academic talk) |
4 | 18分 | 14点満点 |
TOEFL Junior Standardは全てマークシート式、TOEFL Junior SpeakingはPCを利用してのテストとなります。
2. TOEFL Juniorの受験申し込み方法
TOEFL Juniorは、オンラインにて以下の手順で申し込みが可能です。
- TOEFL Junior 公式HPにアクセス
- アカウントを作成
- 受験日程、試験会場の選択
- 料金支払い
なお、TOEFL Junior Standardの受験料は4,320円、TOEFL Junior Speakingの受験料は6,600円となっています。
支払いは、クレジットカード、コンビニ払い、ペイジーから選択可能です。
3. TOEFL Juniorのスコアの利用方法
TOEFL Juniorのスコア発表時期は、各試験以下のようになります。
なお、TOEFL Juniorには公開テストの他に、夏季テスト・留学希望者テストというものがあります。
全て試験内容は全く同じですが、スコア発送時期が異なります。
試験 | マイページにスコア掲載 | スコアレポートの送付 |
---|---|---|
TOEFL Junior Standard (公開テスト) | 約2週間後 | 約4週間後 |
TOEFL Junior Speaking (公開テスト) | 約4〜8週間後 | 約5〜9週間後 |
TOEFL Junior(夏季テスト) | 約2週間後 | 約4週間後 |
TOEFL Junior(留学希望者) | 約1週間後 | 約1週間後 |
なお、上記期間よりも早くスコアが必要な場合や、複数枚のスコアレポートが必要な際は、スコアレポート発行依頼書を作成することで受け付けてもらえます。
4. TOEFL Juniorのコロナウイルスによる影響
2020年、コロナウイルスの影響があり、3月・6月にスケジュールされていたのTOEFL Juniorがキャンセルとなりました。
しかし、8月以降のTOEFL Juniorについては、以下の対策を取った上で、実施される予定となっています。
- テスト会場内でのマスク着用の義務化
- 消毒液の設置及び手洗い、手指の消毒
- 入場時の検温
- ソーシャルディスタンス確保
- 最小人数での来場
- 来場前の健康状態の確認
- スタッフの検温、マスク・フェイスシールド・手袋などの装着
- 最小限の口頭による案内や説明、会話
- 窓やドアの開放(リスニング時除く)
- 会場施設内の机や椅子、ドアノブの消毒
特に、マスクの着用をしなければ入場および受験が不可となります。
また、37.5度以上の発熱がある場合にも入場および受験ができません。
試験自体がキャンセルとならない限り、金額の返金はされないため、当日まではしっかりと体調管理に努めましょう。