【IETLSの受験マニュアル】IELTSってどんな試験なの?試験概要を徹底解説

IETLSは、非英語圏の人の英語力を測るテストです。
イギリスやカナダへの大学進学を希望する人なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
本記事では、最新情報に基づいたIETLSの試験概要について詳しく紹介していきます。

1.  IETLSとは?試験の概要を解説

IETLSとは「International English Language Testing System」の略で、英語を母国語としない人の英語力を測定するテストです。

IELTSは、大きく分けて「ジェネラル・トレーニング・モジュール」と「アカデミック・モジュール」の2タイプがあります。
「ジェネラル・トレーニング・モジュール」とは、英語圏で就職・移住を希望している人が、ビザを申請のために英語力を証明するためのテスト、「アカデミック・モジュール」とは、英語圏の大学留学を希望している受験生が、入学レベルの英語力に達しているか判断する際に用いられるテストです。

なお、本記事は、「アカデミック・モジュール」受験を前提として書かれています。

1.1 IETLSのスコア算出方法と目安

イギリスをはじめの多くの英語圏の大学では、留学生の入学にはIELTSのスコアの提出が求められます。

IETLSのスコアは、細かく点数付けがされるのではなく、1.0~9.0の中で0.5刻みにスコアがつけられます。
Writing, Reading, Listening, Speakingの4技能にそれぞれ点数が付けられ、それらを平均したものが総合スコアとして算出されます。

必要とされるスコアは大学によって異なりますが、イギリスの大学を例にとると概ね以下のようになっています。

  • 学生ビザ取得に必要… 5.5
  • 大学(ファウンデーションコース)進学… 5.5
  • 大学進学…6.0~7.5
  • 大学院進学… 6.5~7.5

原則として、大学・大学院が求めるスコアを満たした時点で、ビザの英語力もクリアとなります。

IELTSの2020年以降の試験日程については、試験日程一覧ページを参照してください。

2.  IELTSの4技能の試験内容

IELTSは、Writing, Reading, Listening, Speakingの4技能を、この順序で回答していく試験となります。

TOEFLとは異なり、 IELTSは原則としてペーパーテストとなります。
(東京大阪の一部会場ではPC受験が可能)
Speakingも対面で、試験官と1:1でテストをします。

2.1 IELTSの試験内容 ①Writing

IELTSのWritingの試験内容を見てみましょう。
IELTSのWriting では、2つのタスクが与えられ、試験時間は総合して60分となります。

  • タスク1…与えられた図表について150語程度で説明する
  • タスク2…与えられたトピックについて250語程度で意見と理由を述べる

タスク1:タスク2=1:2の比率での配点となります。
そのため、タスク2で高得点を取ることが、ライティングの要と言えます。

2.2 IELTSの試験内容 ②Reading

次は、IELTSのReadingの試験内容について見てみましょう。

IELTSのReadingでは、3つの長文が与えられます。
1つの長文につき13、14問が出題され、問題数の合計は40問となります。
試験時間は総合して60分となります。

  • 選択問題…問いに対する答えをA〜Dのうちから選ぶ
  • 正誤問題…複数の短文が提示され、本文の内容と合致しているかを「正/誤/どちらとも言えない」から選択する
  • 分類問題…複数の短文と区分けが提示され、各短文がどの区分けに分類されるか選ぶ
  • 要約問題…長文が要約された文章を読んで、その空白を埋める

40問のうちの正答数によってスコアがつけられ、おおよそ以下の通りとなります。

スコア 正答数
9.0 39-40
8.5 37-38
8.0 35-36
7.5 33-34
7.0 30-32
6.5 27-29
6.0 23-26
5.5 19-22
5.0以下省略 18以下省略

大学進学を目指すのであれば26問以上の正答を目指したいところです。

2.3 IELTSの試験内容 ③Listening

次は、IELTSのListeningの試験内容についてです。
IELTSのListening は、4つのタスクに分かれており、試験時間の合計は30分です。

  • タスク1…話し手2人による日常会話
  • タスク2…話し手1人による日常生活における説明やアナウンス
  • タスク3…話し手2〜4人による学術的な会話
  • タスク4…話し手1人による学術的な講演やアナウンス

Reading同様、40問のうちの正答数によって以下のようにスコアがつけられます。

スコア 正答数
9.0 39-40
8.5 37-38
8.0 35-36
7.5 32-34
7.0 30-31
6.5 26-29
6.0 23-25
5.5 18-22
5.0以下省略 17以下省略
2.4 IELSTの試験内容 ④Speaking

最後に、Speakingセクションについてです。
IEALTSのSpeakingは、以下のように3つのタスクに分かれています。
それぞれ5分、3分、5分が目安となり、試験時間は合計11〜14分となります。

  • タスク1…家族や出身地などの自己紹介
  • タスク2…ある特定の話題についてのトピックカード、およびそれに関する質問など提示され、それについてスピーチを行う
  • タスク3…タスク2の課題に関して試験官とディスカッションする

IELTSのSpeakingは、以下の4つの項目を総合的に評価され、1.0〜9.0の中でスコアがつけられます。

  • 流暢さと一貫性
  • 語彙力
  • 文法の知識と精度
  • 発音