MBA (Master of Business Administration)、経営修士号を取得することを目的とした英米のビジネススクールに入学するために必要な試験です。GMATとはGraduate Management Admission Testの略です。
TOEFLが留学生(英語を母国語としない方)の語学力を計るための試験に対してGMATは英米の大学を卒業した学生にも課されます。
GMATは、3セクションからなり、ライティング(AWA)・数学能力テスト(Quantitative/Math)・言語能力テスト(Verbal)で構成されています。
読解、作文、文法、語彙・熟語、その他専門知識などさまざまな角度から実力を判定されます。合否判定ではなく、800点満点のスコアによる学力判定方式です。
(800点満点の Math と Verbal 総合スコアとは別に、AWA の点数が出る)試験方法はパソコンでのオンライン受験で実施されています。
一般的に東洋人にとっては数学能力テストはスコアが取りやすく、逆に言語能力テストには苦戦する方がほとんどです。
・受験回数:12ヶ月間に5回まで(前回の受験以降31日を過ぎていること)
・スコア有効期限:5年
・受験料:250 USドル
・試験日程:基本的に平日随時実施
・日本での受験会場:札幌、金沢、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇
・申込み方法:mba.com に登録後、オンライン申込みができます。支払方法はクレジットカード払いが可能です。
詳細は http://www.mba.com/ でご確認ください。
試験時間: 合計 3時間30分
AWA(Analytical Writing Assessment) 60分
MATH (Quantitative) 75分
VERBAL 75分
AWAスコア 0~6(0.5刻み)
総合スコア200~800
AWA
Analytical Writing Assessment (AWA)には、Analysis of Issue、Analysis of Argument の2つの種類があります。各エッセイに対する制限時間は30分です。
エッセイをカット・ペースト機能つきのPCを使って、直接、画面に入力できますが、スペルチェックや文法チェック機能は使えないようになっています。
・Analysis of Issue 与えられた課題に対して自分の意見を展開します。
・Analysis of Argument 問題文の中の意見に対し、分析、批評します。
各2名づつの評価者によって0~6の間で評価されます(0.5刻み)。
Math
Problem Solving とData Sufficiency の2種類があります。制限時間は75分で、37問が出題されます。
・Problem Solving
数学、代数学、幾何学の知識と問題を迅速に解く力が問われます。すべての問題は、基本的な数学の知識や方法で解けるレベルです。
・Data Sufficiency
与えられた2つの情報が2つとも必要か、もしくはひとつだけ必要かを見極めます。ここでは「ひっかけ問題」に騙される人が多いので、質問と与えられた情報を正確に理解することが必要です。
Verbal
Sentence Correction、Reading Comprehension、 Critical Reasoningの3種類です。
・Sentence Correction
1つひとつの文に、いくつかの下線部があります。このセクションでは、必要であれば、下線部の文法、用法もしくはスタイルを修正します。
英語を母語としない、ノン・ネイティブが英文法をマスターするのは難しいと思われがちですが、GMATは、11種類の英文法に関する問題しか出しません。
いくつもの英文法のルールの中から11種類だけを覚えれば、これらの問題は難しくないでしょう。
・Reading Comprehension
ビジネス・科学・社会に関するトピックのパッセージを4つ出され、パッセージの後には、3~4つの質問が続きます。パッセージの種類は4つあり、また質問の種類も4つあります。
時間は限られているので、質問に答えるために必要な所だけを読めるようにならないといけません。
・Critical Reasoning (Arguments)
短いパッセージを出され、それらを読み筆者の推測を確立したり、結論を弱めたり、などといった様々なことを要求されます。Critical Reasoning questionsには5つの種類があり、GMATでも頻繁に出題されます。
それぞれの質問の種類には基本的に論理的な構成があります。これらの構成を知っておくだけで、質問が理解しやすく、また解きやすくなるはずです