イントネーションの重要性
ベン・モリン
英語でのコミュニケーションで必要なのは豊富な文法と語彙だけでしょうか? 違います! 何を言うかだけでなく、どう言うかが重要なのです。 効果的なコミュニケーションをする為には、イントネーションは重要な要素となります。
イントネーションについていくつかの秘訣をご説明する前に、次のことを言っておかねばなりません。 「あなたの目指すゴールはネイティブスピーカーのように話すことではありません。」 それは特に重要なことではないのです、沢山のノンネイティブスピーカーが英語で効果的なコミュニケーションをとっているではないですか。 アーノルド・シュワルツネッガーが良い例で、彼はいまだにオーストラリアのアクセントを持っていますが、英語は完璧に流暢です。 彼は、誰にでも容易に理解されます。 それこそが最も重要なことです。 彼は、自分自身を完璧に表現することが出来るのです。
それではあなたが目指すべきゴールとはなんでしょう? まず言葉の上げ下げや英語の様々なストレス(強勢)の理解に努力しなければなりません。 これはあなたのスピーキングスキルを上げるだけでなくリスニングスキルの向上にも役立ちます。
イントネーションとは?
イントネーションは言語を強調することができます。 文の意味を変えニュアンスを付け加えたりすることが出来ます。 例えば、簡単な文でもイントネーションによって意味を付け加えることが可能です。
The bookis on the table. = 本が机の上にあり、本以外のものは机にない
The book is on the table. = 机の上に本があり、その他の場所にはない
私は、教えている中で多くの生徒がイントネーションを使っていないか、間違った使い方をしていることに気付きました。 多くの生徒が、単に音節として話すか、または大きめに言葉を発しているだけなのです。 残念ながら、良いイントネーションとはもっと複雑なものです。 イントネーションは‘ストレス’(強調)‘デュレイション’(長さ)‘ピッチ’(高低)の3つの要素に分けることができます。
ストレスを置いたとき、音節の音は大きくなり少し長めに発声されます。 単語自体も同じように、大きな音で長めになり、ストレスが置かれない単語はソフトで短めになります。 これらはクリアな英語を話す為に必要なアップダウンのリズムを作り出すことになります。
ストレスとデュレイションは怒っているときや、何か重要なことを強調したいときに有効です。 例えば、‘このクッキー絶対食べないでね。たべたらホントに怒るよ!’と言うとしましょう。 Pleaseを使っているので丁寧な表現ではありますが、実際の気持ちやメッセージはストレスによって明らかです:万が一クッキーを食べたら大変なことになります・・・
デュレイションは形容詞や副詞を強調するためにも使われます。 例えば‘今晩どうしても映画に行きたい!’や‘あの映画すっごく良かった!’
最後はピッチについて。 ピッチによって、肯定文を質問文に、質問文を肯定文に変えることができます。 上がり調子のイントネーションでは、ピッチを文章の最後に上げます。 例えば"Are you coming to the party tonight?" 下がり調子のイントネーションでは、質問をしているようですが実は普通の意見を言っている、というときにピッチは下がります。 この例としては、"It's hot today, isn't it?"
他にもイントネーションについて色々ありますが、これらはほんの一例になります。
イントネーションの練習方法
イントネーションのスキルをあげる一つの効果的な方法として‘シャドーイング’をお薦めします。 短い音声素材を聞き、一時停止し、またコンテンツを繰り返します。 音声素材は短めで自分の英語レベルに合ったものでなければなりませんが、1分くらいの長さのものが良いでしょう。
ステップ 1: 始めに、音声素材を聞き、概要をつかみます。 必要があれば再度行います。
ステップ 2: もう一度聞き、詳細を確認します。 何度か繰り返し行うと良いでしょう。
ステップ 3: 文章ごとに一時停止しながら聞きます。 文章をリピートし、イントネーションをまねてみましょう。 ‘ストレス’‘デュレイション’‘ピッチ’に注意してください。
ステップ 4: 最後に、いくつかの文章をそらんじて繰り返せるか試してみましょう。
スピーキングの際、イントネーションのスキルがあがるほど、リスニングのスキルもあがります。 同じ様な音の(sink と think, thirteen と thirty, fairly と very、等々)単語の違いも理解出来るようになるでしょう。
「イントネーション」頑張ってくださいね!
Click here for English.